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【音楽理論講座】YouTubeあり!音名表記について国ごとの違いを解説します

投稿日:2022年9月15日 更新日:

  • 作曲する曲がいつも同じ雰囲気になってしまう
  • 曲をコピーしてみたいけど、コードがわからない
  • 好きなアーティストや、作曲家の曲を解析したい

このような悩みがある人には参考になるかと思います。

先日、このような投稿をしました。

音楽をやる上で、音名は理解しておきたいものです。

“実際に曲が作れるようになる”を目標とし、当ブログでは解説していますので、ぜひ1つ1つ理解して、取り組んでいきましょう!

それでは、早速解説へ入っていきます。

音楽理論を習得するために必須の「音名」

音楽理論を始めるにあたって、絶対に確認しておかなければならないことがあります。

それが「音名」です。

みなさんが知っている音名は「ドレミファソラシ」というものだと思います。音名とは、音に割り振られた名前であり、隣の音とは「1音異なる音の高さ」と表されます。

音名は国によって様々

音名は国によって異なります。国別で見てみましょう!

イタリア音式

まずはじめに、「ドレミファソラシ」ですが、これは「イタリア音式」と呼ばれます。

イタリア音式

これを元に解説していきます。

英・アメリカ音式

これもギターをやる人であれば絶対聞いたことがあると思いますが、「CDEFGAB」という音名があります。これを「英・アメリカ音式」と呼びます。

英・アメリカ音式 それでは、日本の音式はどうなのでしょうか。

日本音式

こちらが「日本音式」です。音楽の授業で習ったと思いますが、忘れている人もいますよね。

日本音式

その他に「ツェーデーエーエフゲーアーハー」のドイツ音式も有名なので、余裕がある人は覚えておくといいと思います。

ドイツ音式

そう、音楽は世界共通の言語。国によって呼び名は異なるものの、音自体はどれも同じ音なのです。ここが音楽の面白いところなので、初心者は後々わかってくると楽しくなってきますよ!

半音を表すシャープとフラット

今までは全て白鍵(鍵盤の白い部分)の話でした。

ここでは鍵盤の黒い部分「黒鍵」について触れていきましょう。

黒鍵は「#(シャープ)」「♭(フラット)」で表すことができます。

  • # : 半音高い音
  • b : 半音低い音

という意味です。

半音

Eに#をつけると半音上がって「F」になります。

また、Eに「♭」をつけると半音下がって「D#」と表すこともできます。(E#=D♭)

シャープ、フラットの変化記号についてはこちらの記事でも解説しています。

ダブルシャープとダブルフラット

それでは「#(シャープ)」「♭(フラット)」が2つついた場合はどうなるのでしょうか。

  • ダブルシャープ : シャープで半音上げた音をさらに半音上げる
  • ダブルフラット : フラットで半音下げた音をさらに半音下げる
ダブルシャープ

このように、E(ミ)のダブルシャープは半音2つ上がり「E##」=「F#」、E(ミ)のダブルフラットは半音2つ下がって「E♭♭」=「D」となります。

出現頻度は「#/♭」より遥かに少ないですが、講座を進めていく中で、後に重要な意味を持ってきますので、この音名表記は是非覚えてくださいね!

半音2つ分の全音

半音2つ分の音(半音+半音)を「全音」と呼びます。

全音

このように「C(ド)とD(レ)は全音の関係」、「F(ファ)とG(ソ)も全音の関係」になります。

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