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【個人型確定拠出年金】iDeCoについて

投稿日:2021年5月12日 更新日:

皆さん、こんにちは。

今日は、個人型確定拠出年金、iDeCoについて解説します。

個人型確定拠出年金(iDeCo)とは

iDeCoとは、Individual Defined Contribution Planの頭文字をとったもので、個人型確定拠出年金のことです。

■個人型確定拠出年金

  • 個人型‥自分で用意する
  • 確定拠出‥拠出(出すお金は決まっているが)いくらもらえるかは運用次第
  • 年金‥60歳以降受け取れる

補足するとこんな感じです。

  • 国民年金や厚生年金にプラスして、個人で加入できる年金制度
  • 投資信託や定期預金を通して、将来に向けて積立可能

iDeCoを活用すると、銀行の普通預金や定期預金で貯金するよりもお得がいっぱいなんです。

年金の種類

そもそも年金とは3種類に分けられます。

  1. 国からの年金
  2. 企業からの年金
  3. 自分で用意する年金

国からの年金というのは、よく知っている「厚生年金」や「基礎年金」です。

それ以外では、企業からもらえる「企業型確定拠出年金」や、自分で用意する年金「iDeCo」があります。

それでは、個人型確定拠出年金にはどのようなメリットがあるのか見ていきましょう。

3つのメリット

iDeCoの3つのメリットです。
  1. 積立時のメリット
  2. 運用時のメリット
  3. 受取時のメリット

ひとつずつ説明しますね。

積立時のメリット

まず、ひとつ「積立時」にメリットがあります。

それは、掛け金の全額を「所得から控除することができる」税制上のメリットがあるのです。

このことを、「所得控除」と言います。

つまり、iDeCoを利用することで、税金(所得税、住民税)を安く抑えることができます。

例えば、年収650万円の会社員が月々23,000円積み立てた場合
年間最大82,800円節税効果があります。

年間8万円以上も安くなる!
すごいと思いませんか?

運用時のメリット

そして「運用時」にもメリットがあります。

通常運用した時には、その運用利益に、およそ20%の税金がかかります。

例えば、あなたが買った投資信託を売って1万円の利益が出たとします。その場合、20%が税金で取られますので、利益は8,000円です。

それが、iDeCoで資産運用すると、その利益分に税金がかからず、丸々利益になるのです。 iDeCoであれば、運用中の利益は「非課税」なのです。

受取時のメリット

さらに「受取時」にもメリットがあります。

60歳を過ぎて、iDeCoで積み立てた資金を受け取る時にもお得な控除を活用することができます。

  • 一時金受取 → 退職所得控除
  • 年金受取 → 公的年金等控除

まず、 資金を一括で受け取る場合は、「退職所得控除」を活用することができます。

また、何年かに渡って受け取る場合は、「公的年金等控除」の活用が可能なのです。

デメリット

続いてデメリットを紹介します。

  1. 60歳まで引き出せない
  2. 受取時に税金がかかる
  3. 会社員は会社の手続きが必要
  4. 毎月手数料がかかる

60歳まで引き出せない

iDeCoは、年金という性質上、原則として60歳までひきだせません。(資金ロック)

掛け金は途中でストップすることは可能ですが、iDeCoは資金ロックがある分、余裕資金で行うようにしましょう。

受取時に税金がかかる

ここは意外と見落としがちです。

先ほど、iDeCoの2つの節税メリットを説明しましたが、受取時は税金がかかるというデメリットもあります。

会社員は会社の手続きが必要

会社に「事業主の証明書」を依頼する必要があります。

これは、企業型確定拠出年金をしている場合、会社としてiDeCo併用を認めているか、本当に厚生年金加入者かどうか見極めるために必要です。

iDeCo加入時に必要なので予め用意しておきましょう。

毎月手数料がかかる

iDeCoは、加入時や毎月の運用で手数料がかかってきます。

楽天証券であれば、始める時に3,000円程度、そして毎月171円程度かかります。

注意したいのが、運営管理手数料でネット証券だと0円のところが多いですが、大手銀行などではさらに数百円プラスで取られるとこもありますので、よく見ておきましょう。

これだで手数料はかかりますが、節税メリットの方がお得なのは間違い無いのでご安心ください。

選ぶときのポイント

今すぐにでも始めたいところだけど、いろいろ金融機関があってどこを選べばいいか迷っているというあなたに、選ぶときのポイントを教えます。

金融危機を選ぶ時に大切にすべきポイントは

  • 運営管理手数料
  • 商品のラインナップ
  • 画面の操作性

こんな感じです。

僕がおすすめなのは「楽天証券」です。
その理由を解説していきます。

運営管理手数料

資金を運用する際に、大事なのが運用手数料です。

楽天証券は運用管理手数料が0円です。

0円もしくは、少額な手数料のところにすることをおすすめします。

商品のラインナップ

楽天証券であれば、商品ラインナップは32本
そのどれもがファンドアナリストにより厳選されています。

選びやすいので、初心者にもおすすめです。

画面の操作性

楽天証券の総合口座と連携させることで、今のiDeCoの運用状況をひと目でわかりやすく確認することができます。

もし他に株式や投資信託をお持ちであれば1つのIDとパスワードでiDeCoと同時管理ができます。

今日の本

お金の勉強をしている人におすすめの本です。

マナブさんがYouTubeでおすすめしていた
「ザ ローンチ」

高い本だと思いました?か

この本を読めばすぐに取り返せるでしょう!

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