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【SHURE MVX2U】コンデンサーマイクをUSBへ変換する神アイテム

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あなた

PCやスマホへ、コンデンサーマイクを使って直接入力したいけど、SHURE MVX2U使えば出来るの?

先日、SHUREのマイク変換端子MVX2Uを買いました。

僕は、audio technicaのコンデンサーマイク「AT2050」を使っていますが、YouTubeを良い音声で録りたくて、このコンデンサーマイクを使うにはファンタム電源が必要で購入しました。

今回はそのレビューをしようと思います。

マイクの種類

まず前提として、主なマイクにはダイナミックマイクとコンデンサーマイクがある点、理解しておきましょう。

ダイナミックマイク →電源不要、湿度に強い、感度が低く環境音やノイズを拾いにくい コンデンサーマイク →電源が必要、振動や湿度に弱い、感度が高く高音質な録音が可能 一番大きな違いはコンデンサーマイクには電源供給が必要だと言うことです。ファンタム電源が必要なのはそのためです。

SHURE MVX2U

SHUREが2023年8月に発売した小型オーディオインターフェイス 「MVX2U

繋ぐだけでXLRマイクを一瞬でUSBマイク化できる変換アダプタ的な便利アイテムです。

商品スペック
入力端子 XLR入力×1
出力端子 Phone(3.5mm)×1
サンプルレート 48kHz / 24bit
接続端子 USB-C
対応OS Windows10、macOS10.13~15
本体重量 100g

めちゃくちゃコンパクトなアイテムです。

MVX2Uの入出力端子

MVX2Uは、1イン1アウトのシンプルな端子になっています。

入力端子はXLR端子。こちらにマイクを接続します。もちろんXLRケーブルをかませても大丈夫です。

そしてMVX2Uはファンタム電源に対応してます。

ファンタム電源とはオーディオ業界でコンデンサーマイクやアクティブDIなどに電源を供給する直流電圧のことで、これがないと機器が動かないんですよね。

ファンタム電源のON/OFFは専用アプリのShurePlus MOTIVからのみ操作可能です。

出力は3.5mmのPhone端子が本体底面についています。音量調節機能は無いため、接続先のPC側から調節しましょう。

ダイレクトモニタリング機能

MVX2Uはダイレクトモニタリング機能を搭載しています。

ダイレクトモニタリング機能とは、接続した端末を介さずに直接、入力音をPhone端子に出力する機能です。

PCなどの端末を経由しないため、マイクの入力音などを遅延なくモニターできます。専用のアプリを使えば、流れるマイクの入力音とPCの再生音の音量バランスを調整することもできます。

DSPエフェクト

MVX2Uはオーディオインターフェイスだけで使えるDSPエフェクトに対応しています。

DSPエフェクト
〈エフェクト〉 〈概要〉
EQ 特定の帯域をブースト/カットできる
High Pass Filter 選択した帯域以上の音のみ通過させる
Limiter 特定の音量を超えないように音を圧縮する
Compressor 特定の音量を超過した音を圧縮する

リバーブはないですが、配信などで音を整えるためのエフェクトは揃っています。

細かい調整はできないですが、初心者でも扱いやすいように設定はプリセットから選択する形式になっていますので、感覚的に使えます。

iOS利用も出来るが、PC推奨

MVX2UをiPhone15Pro MAXで使ってみました。

専用アプリが使えないため、少し不便ではありますが、普通に使えます。

iOSで使うことが多い人はMVX2UよりはUSB/XLR両対応のMV7を買ったほうが間違いないです。

MV7はiOSでも専用アプリが用意されており、DSPエフェクトなど調整できます。MVX2UはiOSでも使えますが、公式記載の通り基本的にはPCでの利用が推奨です。

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スマホ利用ならSHURE MV88+がおすすめ

今回マイクの入力音質に拘るために、コンデンサーマイクにMVX2Uを使って入力しましたが、個人的にはSHURE MV88+という専用のコンパクトマイクを買った方が良いと感じました。

というのも値段は同程度で接続の手間もなく手軽に録音できるからです。

持っているiPhoneによってはLightningジャック専用のMV88でもいいと思いますが、三脚とマウントが付属しているMV88+の方がブロガー、ミュージシャン、レポーターなど、音質にこだわるコンテンツクリエーターにとって頼もしいアイテムになるはず。

比較は公式サイトで見れます。

【公式サイト】MV88とMV88+比較

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