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【音楽理論講座】テンションコード、アヴォイドノート(回避音)について解説します。テンションコードを使う時は調和を崩さないように気を付けましょう

投稿日:2022年2月26日 更新日:

どうもこんにちは!

みなさん、「アヴォイドノート」って知ってますか?

結構、専門的な音楽用語ですが、アヴォイドノートって聞いたことありますか?

聞いたことがあるあなたは、おそらく結構深くまで音楽に触れてきてることでしょう。

そんなアヴォイドノートについてわかりやすく解説していきます。

アヴォイドノート

アヴォイドノート(avoid-note)とは、コードトーンに対し、短9度(もしくは短9度のオクターブ違い)のテンションはアヴォイドノート(避けるべき音)になります。

これは、不協和音、いわゆる耳障りな音として、きれいな響きの印象を与えないからです。

※ですが、必ずしも避けなければならないというわけではありません。

音楽には決まりがないので、表現としてあえて使ったり、使うことで独特な印象を与えられたりできるので、「使ってはいけない」のではありません。なので

『避けるべき時に避ける音』

このように解釈してください。

テンションコード

まず初めにテンションコードについて理解しておきましょう。

テンションコードとは、テンションノート(tension-note)と呼ばれる9th,11th,13thの音が追加されたコードのことです。

テンションコード

テンションノートは、オクターブの外にあり、4和音を元に、付け足されます。

これが「テンションコード」です。

このテンションノートですが、このような関係が成り立ちます。

  • 9度=2度
  • 11度=4度
  • 13度=6度

このように、-7度の音と同じになります。

それでは、これらの音を1オクターブの中に並べてみましょう。

すると、こうなります。

不協和音

安定感を決める3度の音「ミ」と「ファ」が半音で隣り合って不協和音が出来ました。

これが、アヴォイドノートの原因となります。

コードトーンから「短9度」の音は避けるべき

最初で話したように、コードトーンに対し、短9度(もしくは短9度のオクターブ違い)のテンションはアヴォイドノート(避けるべき音)になります。

この場合、コードトーンの「ミ」に対して、テンションノート「ファ」はまさに短9度なのです。

アヴォイドノート

法則として、短9度の関係はこのように並びます。

  • コードトーンに「半音上」で接するテンションノート
  • コードトーンが(左)で、テンションノートが(右)

つまり、コードトーンに対して、「半音で接するテンションノート」を探せばいいんです。

アヴォイドノートにならない例

アヴォイドノートか判断する際、気をつけたいのが、”「半音で接していれば全てアヴォイドノート」ではない” ということです。

  1. F△7
  2. Am7(9)

2つのコードを例に解説します。

テンションノートがない【F△7】

テンションノートがない場合は、アヴォイドノートは存在しません。

「F△7」を例に見てみましょう。

F△7

このように、コードトーン同士が半音で接してもそれはアヴォイドノートではありません。

コードトーンとテンションの位置【Am7(9)】

続いて、「Am7(9)」をみてみましょう。

Am7(9)

このように、「コードトーンの半音下で接するテンションノート」はアヴォイドノートではありません。

コードトーンの「ド(3度)」に対し、テンション「シ(9度)」は、短9度になっていないのがわかると思います。(長7度ですよね)

アヴォイドノートは、『コードトーンの半音上で接するテンションノート(=短9度)』と覚えましょう。

まとめ

アヴォイドノートになる条件をまとめました。

  • コードトーンに対し、短9度もしくは短9度のオクターブ違いのテンションノート
    →アヴォイドノート
  • コードトーン同士が短9度もしくは短9度のオクターブ違いの関係になっている
    →アヴォイドノートにはならない
  • テンションノートに対して、短9度もしくは短9度のオクターブ違いのコードトーン
    →アヴォイドノートにはならない

下の表はcメジャースケールにおけるアヴォイドノートを表しています。

ダイアトニックコードに対する「アヴォイドノート」
ダイアトニックコード ルート 2度
(9度)
3度 4度
(11度)
5度 6度
(13度)
7度
C△7 ファ
Dm7 ファ
Em7 ファ
F△7 ファ
G7 ファ
Am7 ファ
Bm7-5 ファ

赤文字「コードトーン」/ 青文字「テンションノート」/ 黒文字「アヴォイドノート」

コードトーン(赤文字)の右の音が半音上の音であれば「アヴォイドノート」というわけです。

Cメジャースケールで半音の関係になっているのが「ミファ」「シド」の部分だけですよね。(白鍵を思い浮かべてみてください)

なのでアヴォイドノートになる音は「ファ」と「ド」というわけです。

それ以外の「レミソラシ」の5つの音は、コードトーンかなんらかのテンションとして安全に使用することができるのです。

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