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susコードとは?sus4やsus2のコードについて解説します

投稿日:2024年11月6日 更新日:

こんにちは、クリエイターのよーへーです。今回は「susコード」について解説します。

susコードの「sus」とはsuspended(:吊られた)の略で、3度の音を吊るしたコードになります。分かりやすいコードを例を挙げて解説していますので、理解しておきましょう。

3度の音はコードの安定感を決める音

まずコードの特徴を理解しておく必要があります。コードというのは、基本的にルート、3度、5度の音から構成されるというのは過去に何度か解説してきました。

  • ルート:基音
  • 3度:明、暗を決める
  • 5度:安定を決める

このようにコードを構成する3度の音には、「長」か「短」かでコードの響きが明るいか暗いかが決まる重要な役割がありましたよね。

  • 長3度:メジャー(明るい)
  • 短3度:マイナー(暗い)

長3度、短3度どちらであっても着地感のあるメジャーコード、マイナーコードとなり、安定感を感じるコードとなります。

今回解説するsus系のコードは「3度の音がないコード」になります。5度の音はあるので安定はしているんだけど、3度に着地しようとはたらくコードとも言えるでしょう。さあ見ていきましょう!

3度を4度に吊り上げた「sus4」

まずsus4(サスフォー)から解説していきます。sus4はトライアドの3度の音を4度に吊り上げたコードになります。C(シーメジャートライアド)を例に「Csus4」を見ていきましょう。

  • ルート:ド
  • 長3度:ミ
  • 完全5度:ソ

この時の3度「ミ」を4度に吊り上げるのでCsus4の構成音はこのようになります。

  • ルート:ド
  • 完全4度:ファ
  • 完全5度:ソ

3度を2度に置き換えた「sus2」

続いてsus2(サスツー)について解説しますが、原理はsus4と同じです。3度の音が2度に置き換わったコードで構成音はこのようになります。

  • ルート:ド
  • 長2度:ミ
  • 完全5度:ソ

このsus2も構成音に3度の音を持たないこの構成となります。ことの性質についてはこの後解説します。

浮遊感があるsus系コードの特徴

ルートからの距離でメジャー(半音4つ)やマイナー(半音3つ)が決まりますが、メジャーよりさらに半音ひとつ分遠い音、マイナーより半音ひとつ分近い音を使うことで、浮遊感のあるコードになり、メジャーやマイナーのように3度の音を含むコードに戻ろうという性質があります。

sus系:浮遊感がある

1度5度の音がコードの安定さを決めるので、決して気持ち悪いコードではありませんが、なんか「落ち着きのない」という表現が適切なのか、次のコードへ進みたそうな響きを持ちます。

sus系のコードをうまく取り入れることで、曲に着地(Ⅴ→Ⅰ)を緩やかにしたり、一味違った表現ができるのがsus系コードの持つ特徴でもあります。実際に活用した例を見ていきましょう!

sus系コードの活用

3度の音が含まれないsus系コードは単独では浮遊感があり、安定したコードへ戻りたがる性質があります。

「Csus4」→「C」

といった感じです。

このコード進行もJ-POPなど多くの楽曲の中盤、終盤で使われることが多く、動きをつけた着地やおしゃれ感を演出することができます。

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