今回は意外と知らないiCloud機能を紹介します。
iCloudって
iCloudとは、Apple製品(iPhone,iPad,Mac)で、Appleのサーバーにデータを保存し、所有する全端末からアクセスすることができるできる『クラウドサービス』のことです。
iCloudのメリット
iCloudを利用すると、どこにいても、お使いのいずれのデバイスから、写真、音楽、書類などにアクセスできます。
・ 作業効率が上がる
・ 「@icloud.com」というアドレスが使える
・ 便利な機能がたくさんある(後述)
iCloudデメリット
デメリットもあります。
・ 5GB以上は有料(月額料金)
機能紹介
iCloudには便利な機能があります。
・ バックアップ機能
・ キーチェーン(パスワード自動入力)
・ 端末を探す
1.データ共有
デバイス間で共有できるもの
・ メモ
・ カレンダー
・ safari
・ メッセージ
・ メール
・ 連絡先
・ Wallet
・ リマインダー
・ ヘルスケア
これらのアプリに所有するデバイスからアクセス可能になります。
2.バックアップ機能
Wi-Fi接続時、電源が接続かつロックされていれば、データを自動的にバックアップしてくれます。 端末が故障した時や、新しい端末にした時に便利です。
3.キーチェーン(パスワード自動入力)
パスワードの自動入力機能です。
いずれのデバイスからでも、記憶したパスワードが使用できます。
パスワードは暗号化されるので安心です。
4.端末を探す
登録してある端末を地図で探し、最大音量で鳴らしたり、画面をロックしたり、データを消去したりできます。
アクティベーションロックをONにしておくことで、デバイスの紛失や盗難が発生しても、他人が使用したり売却するのが難しくなります。
アップグレード(料金)
無料利用できるiCloudストレージは5GBだけです。
iCloud容量を増やすには・ 容量を購入
する必要があります。
データの削除
無料で使用できるiCloudは5GBまでです。
写真や動画など容量が重いものを消すか、iCloudで共有するアプリを見直しましょう。
iPhoneですと、設定→Apple ID→iCloudで設定できます。
容量を購入
5GBで足りない人は、iCloudストレージのアップグレードをおすすめします。
▼以下、月額料金です。
容量 | 月額料金 | 備考 |
---|---|---|
5GB | 無料 | 連絡先、カレンダー、メモなど保存向け |
50GB | 130円 | 写真、ムービー、ファイル、端末バックアップなどに |
200GB | 400円 | 写真、ムービーが多い人 |
2T | 1,300円 | 家族利用向け |
個人的に使うのであれば、50GBのプランがおすすめです。
家族で共有するのであればさらに上のプランがいいです。
その他のクラウドサービス
iCloud意外にもクラウドサービスがあるので紹介します。
Dropbox
Dropboxは、全世界で5億人以上のユーザーがいる、超人気webサービスです。
異なる環境にあるデータを、1ヶ所に簡単に保存でき、他のユーザーとファイルを共有、編集できます。
無料で利用できるのは、2GBまでと少ないですが、他のクラウドサービスよりも安い「有料プラン」もあります。
Dropboxをメインツールとして使うのであれば有料アップデートし、あくまでもサブツールとして使うのがいいでしょう。
個人的にすごくおすすめです。
≫ Dropbox公式Google Drive
Googleが提供するオンラインストレージサービス。
無料で使える容量は15GBまで。
これは、ドライブそのものとGmail、Googleフォトの合計値に対してです。
その他、基本的な使い方はDropboxと同じです。
Googleをよく使う人はコレにしましょう。
≫ Google DriveサイトOne Drive
Microsoft社のクラウドサービス。
以前は「SkyDrive」
Word,Excelなどのファイルをそのままブラウザ上で開き、通常のOfficeと同様に編集ができます。
≫ Microsoft OneDrive公式最後に
簡単な設定でiPhoneとMacをつないでくれるiCloudはとても便利です。
うまく使えれば、作業効率、生活のクオリティも大幅アップするので、足りなくて困っている人はひとつうえのストレージへアップデートするといいでしょう。