みなさん、こんにちは。ドエルクリエイターのようへいです。
昨日はラルク初の生誕祭ライブ「L’Arc-en-Ciel LIVE2025 hyde BIRTHDAY CELEBRATION -hyde生誕祭-」へ行ってきたのでレビューしていきます。
ここ10年以上、国内で開催されたほぼ全公演へ行ってきた僕ですが、ラルクとしての生誕祭ライブは初じゃないですか。そういう意味でもセトリはとにかく気になる中、今回はチケットが取れず、2日目をライブビューイングで参戦しました。
熱が溢れて所々過度な表現があるかもしれませんが最後までお付き合いください。それでは見て行きましょう!
L’Anniversary LIVEは記念ライブ
国内外問わず定期的にライブをしてきたL’Arc-en-Cielですが、5年ごとに開催されてきたL’Anniversary LIVE、通称”ラニバ”はファンの中では恒例のイベントになっていますね。
直近だと、東京ドームで30周年を祝う、30th L’Anniversary LIVEが開催されたのは記憶に新しいところです。そのときのレビューも書いているので参考までに。
でも今回はお祝いはお祝いでも、hydeさんの誕生日のお祝いということもあって、ドエルの熱も高かったと感じました。
だって、東京ドーム近くのドンキではお祝い用のクラッカー売り場をこのライブ用に作り”推しは推せる時に全力で推せ”の文字、ドトール水道橋店では、レシートにファン向けの心温かいお祝いメッセージを印字していたり、東京ドームを中心にお祝いモード全開!
過去のライブに参戦してきましたが、今回の生誕祭ライブは近隣のお店なども協力してライブを成功させようという温かい気持ちが伝わる素敵な日だったと感じました。
ヒット曲中心のラルクの過去のセトリ
曲には、明るいメジャー調の曲と、暗いマイナー調の曲があるのは僕のブログでも過去に解説してきました。
ラルクの曲は作る人によってここがはっきり分かれるんですよね。もちろん例外もありますが、ざっくりこんな感じですね。
- メジャー調→ tetsuya,(ken)
- マイナー調→ hyde,ken,yukihiro
ライブで盛り上がるメジャー調の曲はラルクの代表曲でもあるREADY STEADY GOやLink、GOOD LUCK MY WAYなどてっちゃんの作った曲が多いです。
一方、hydeさんはマイナー調の曲を好み、kenちゃんの作る哀愁漂う叙情詩や雪の足跡なんかが好きだというのは有名ですよね。
このように明暗がくっきり分かた曲がラルクには多くありますが、ライブでやるとなるとやつは明るくアッパーな曲の方が盛り上がるのは事実。過去のライブでも明るい曲が多めでセトリは構成されてきましたね。
しかし、今回のライブを見て驚いたのが、ライブ終盤(アンコール)までマイナー調の曲ばかりだということ。この辺も含め、この先で解説をしていきます。
前置きは長くなりましたが、この辺も含めて今回のライブのセトリから見ていきましょう!
hyde BIRTHDAY CELEBRATIONセトリ
2025年1月18,19日に東京ドームで行われたhyde BIRTHDAY LIVE。
セトリはこんな感じでした。
【SET LIST】L’Arc-en-Ciel 2025.01.18 東京ドーム(1日目)
L’Arc-en-Ciel LIVE 2025 hyde BIRTHDAY CELEBRATION -hyde誕⽣祭-1日目のセットリストはこちらです。
- DRINK IT DOWN
- XXX
- CHASE
- fate
- 花葬
- 浸食〜lose control〜
- EVERLASTING
- forbidden lover
- 接吻
- In the Air
- the Fourth Avenue Cafe
- metropolis
- get out from the shell
- HONEY
- いばらの涙
- Shout out the Devil
- 真実と幻想と
- ALONE EN LA VIDA
- 叙情詩
- YOU GOTTA RUN
- Caress of Venus
- Link
- あなた
【SET LIST】L’Arc-en-Ciel 2025.01.19 東京ドーム(2日目)
L’Arc-en-Ciel LIVE 2025 hyde BIRTHDAY CELEBRATION -hyde誕⽣祭-2日目のセットリストです。
- DRINK IT DOWN
- XXX
- CHASE
- fate
- 花葬
- 浸食〜lose control〜
- EVERLASTING
- forbidden lover
- 接吻
- In the Air
- the Fourth Avenue Cafe
- metropolis
- get out from the shell
- HONEY
- いばらの涙
- Shout out the Devil
- 真実と幻想と
- ALONE EN LA VIDA
- 雪の足跡
- YOU GOTTA RUN
- Caress of Venus
- READY STEADY GO
- あなた
1日目と2日目の違いは以下の通り、2曲が差し代わっただけ。
- 叙情詩→雪の足跡
- Link→READY STEADY GO
これは過去のライブも同じ傾向なんだけど、その2曲のために両日行くみたいなことよくやってましたね。
全員が作曲できるラルク
ラルクはメンバー全員が作曲できるので曲にそれぞれ特徴があります。中でも明るくてポップな名曲を作るtetsuyaさんの曲はライブでも盛り上がるので、セトリの半分以上は含まれている印象。
しかし、今回のライブではてっちゃんの曲が、全然ない…。どうやらhydeさんの生誕祭なので、hydeさんの歌いたい曲だけやるようで、普段は合間合間に配置されるマイナー調の曲が大部分を占めているじゃないですか。過去にこんなマイナー調の比率の高いライブはありませんでした!
ギターの音が出ないトラブルも
19日の公演でギターの音が出ないトラブルもありました。
サブステージでの1曲目「真実と幻想と」では最初のギターの音が聞こえないな…と思ったけど、すぐにあのリフが聞こえ、機材トラブルかと思いました。
その後のMCでhydeさんがkenちゃんに聞いたところ、ボリュームがオンになっていなかったと。「初歩的なミスじゃん…」とhydeはんも苦笑する一幕がありました。
何年もやってくるといろんなことがありますねと。
ゆっきーが喋った「チューリップ」
サブステージに真っ先に登場したゆっきーの手にはバラの花束が。ドラムセットの前に置き、それを後から登場したhydeが抱えながらずっと歌ってたね。
Xではバラの本数は11本という声も。11本のバラには「宝物、最愛」という意味があるみたいです。
そんなゆっきーはhydeさんにMCで「ユキヒロさんは、たんぽぽとチューリップ、どっちが好きですか?」と聞かれて
「チューリップ(小声だったので繰り返し)、チューリップ」と答える一幕もありました。昔からライブを見てきた僕としてはこういう他愛もないやり取りが嬉しくて、感無量でした。【涙腺崩壊ポイント①】
いつの日にも「あなた」がいるから
「いよいよラストの曲になりました」とhydeさん。
こんなに輝いていられるのも、続けてこれたのも目の前にいるみんながいたから。「あなた」がいるからとファンを大切にするhydeさんの想いが静かな東京ドームに響き渡り、大きな拍手で最後の曲が始まります。
最近は虹で終わるライブが多かったから久しぶりに聴けて本当によかった。
ラスサビでは、演奏が鳴り止み、みんなで大合唱。会場一体で「あなた(hyde)」に向けて2クールの大合唱中、hydeさんはステージに仰向けに寝そべりみんなの声を全身で感じていました。【涙腺崩壊ポイント②】
そんなhydeさんですが、最後にメンバーそれぞれから花束を渡され、てっちゃんからはレッサーパンダのリュックもプレゼントされ、「こんな多くの人に祝って貰えて幸せです、ありがとう」とステージを後にしていきました。
34年の歴史が物語る偉大さ
今回のライブを見て思ったのが、これだけ多くの人に注目され、慕われるhydeさんの人間としての偉大さでした。
DAIGOやhiro(myfirststory)など普段から仲が良いミュージシャンや、多くの芸能人関係者が見に来ているライブでもあり、東京ドームと地方の映画館を満席にできる人というのは珍しく、hydeさんがラルクを通して歩んできた34年があったからだと感じました。
そんなバンドと同じ時代を共にし、このようにライブを見れてることがすごく幸せなことだと改めて感じた1日でした。
ライブの最後には35th L’Anniversary LIVEの告知もあったので、来年に向けての活動も目が離せませんね。最後まで読んでいただきありがとうございました。