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音部記号とは。ト音記号、ヘ音記号についてわかりやすく解説/音楽理論講座⑤

投稿日:2023年1月27日 更新日:

先日、インスタでこのような投稿をしました。

そこで今回は、音部記号について解説します。

  • ◆ この記事の内容
  • 音部記号は最初に書く
  • 音の高さを決める記号
  • ト音記号とヘ音記号

それでは、見ていきましょう。

音部記号とは

音部記号とは、五線の左端に記し、五線上の位置と音の高さとの関係を指定する記号です。

音部記号の種類は以下の通りです。

  • ト音記号
  • へ音記号
  • ハ音記号

ト音記号

ト音記号とは、五線譜上で「ト音(ソ)」を表す音部記号です。

へ音記号

へ音記号とは、五線譜上で「ヘ音(ファ)」を表す音部記号です。

ハ音記号

ハ音記号とは、五線譜上で「ハ音(ド)」を表す音部記号です。

ハ音記号の位置は4種類ある!?

ハ音記号には以下の4種類があります。

  • ソプラノ記号
  • メゾ・ソプラノ記号
  • アルト記号
  • テノール記号
ソプラノ記号

ソプラノ記号は、ハ音記号の「ハ音(ド)」の位置が第一線上にある音部記号です。

ソプラノ記号は、ハ音記号の中でも最も高音域を表す音部記号であり、音部記号全体の中ではト音記号に次いで高い音域を表します。

メゾ・ソプラノ記号

メゾ・ソプラノ記号は、ハ音記号の「ハ音(ド)」の位置が第二線上にある音部記号です。

メゾ・ソプラノ記号は、音部記号の中ではソプラノ記号に次ぐ高音域を表します。

アルト記号

アルト記号は、ハ音記号の「ハ音(ド)」の位置が第三線上にある音部記号です。ハ音記号の一般的な位置は、このアルト記号の位置です。

アルト記号は、ト音記号とヘ音記号の中間の音域を表します。

テノール記号

テノール記号は、ハ音記号の「ハ音(ド)」の位置が第4線上にある音部記号のことです。

テノール記号は、音部記号の中ではヘ音記号に近く、比較的低音部を表すのに用いられます。

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