30周年イヤーもいよいよ大詰め
1年間の全国アリーナツアーも終わり、5月21,22日に東京ドーム公演が行われました。
ツアーで同じ曲ばっかりで、「もういいよね」とは話していたもののやっぱり参戦してしまうところがなんだかって感じですが、今回は初日の土曜日だけ参戦しました。
この2日間のライブはファンからの投票曲をやるということで
きっとツアーでやらなかったレア曲が聴ける!
そんな想いでチケットを取っちゃいました。
それでは早速レポートしていきましょう。
5月21日
この日は生憎の雨。
ライブが始まる17時頃には雨が上がってよかったです。
会場の後楽園周辺では、ライブグッズを身に纏った外国人ファンから30年前はまだ生まれてなかったであろう小さい子の姿もあり、30年の歴史を感じました。
■ セトリ
開場:15:30 開演:18:00
- ミライ
- READY STEADY GO
- New World
- SEVENTH HEAVEN
- Lies and Truth
- 叙情詩
- XXX
- fate
- finale
- MY HEART DRAWS A DREAM
- Driver’s High
- Pretty Girl
- STAY AWAY
- HONEY
- いばらの涙
- Shout at the Devil
- Shell My Soul〈サブステージ〉
- LOST HEAVEN〈サブステージ〉
- 星空〈サブステージ〉
- Foever
- 予感
- Blurry Eyes
- GOOD LUCK MY WAY
- 虹
ボリューム満点、大満足の24曲!
「New World」「finale」「予感」「星空」など、近年のライブでは、なかなか聴けない曲が多かった印象です。
またサブステージもラルカジノ以来?だったと思います。
レポート
L’Arc~en~Cielの結成30周年を祝う「30th L’Anniversary」プロジェクトを締めくくる、東京ドーム 2Days公演のファイナル。
東京ドームの左翼から右翼まで届くほどの超ワイドスクリーンで、1992年から2022年へとカウントされる映像
そして「30th L’Anniversary」の巨大な文字。
5万人が掲げるカラフルなライトが輝く中、「ミライ」からライブが始まりました。
一気にスピードアップして「READY STEADY GO」
「New World」ではスクリーンのアニメーション映像も加速し、目がくらむほどの映像に魅了されました。
3曲が終わるとhydeのMCが始まります。
「L’Anniversaryへようこそ。L’Arc~en~Cielです。30周年の最後を飾る場所へやってきました。かわいい声が聴けないのは残念だけど、体中使って楽しんでいってください。やれるかトーキョー?」
続く「SEVENTH HEAVEN」はライブで頻繁にやっていた頃もあったが、ここ最近では久々。
華麗なギターのカッティングが響いた「Lies and Truth」の後は、これまた久しぶりの「叙情詩」
そしてMCでhydeが「5万人が来るだけでもすごいのに、不思議なことにみんなラルクが好きなんです。本当に来てくれてありがとう。この感謝を5万人に、体で返したいと思います」と話すと「XXX」が始まりました。
「fate」へと、楽曲も照明も映像も闇の色彩を帯びた楽曲が続くと、ライブでフルでやるのは22年ぶりとなる「finale」へ。
そこから「MY HEART DRAWS A DREAM」へ、東京ドームが5万人のハミングで包まれます。
そして、高らかなエンジン音と共に始まったのは「Driver’s High」
カラフルな女の子たちの映像をバックにポップにはじける「Pretty girl」からベースソロで始まる「STAY AWAY」へ
hydeのギターで「HONEY」が始まり、真っ赤な炎の柱がステージで燃え上がる「いばらの涙」「Shout at the Devil」
どれもツアーを回っていた時によく聴いてたので、懐かしい記憶と共に蘇ります。
ゆっきーの演奏でライブは一時終了。
ふと見上げるとドームの中を飛行船が飛んでいる。
かつてのアルバム『ark』(1999年7月発売)のジャケットを飾った飛行船「ark号」だ。
飛行船が後方まで行くと着陸し、メンバーが降りてきました。
そう、後方にサブステージがあったのです。
そこではじまったのが「Shell My Soul」
「ここでは3曲やります。(1曲終わったのであと2曲)次の曲を色で表すと? 」とhydeがメンバーに質問すると
Kenちゃんは「青かなぁ〜」、一方ゆっきーは「赤」
てっちゃんは「黄色(バナナ)」
そしてhydeが「Kenさん、始めちゃってください」と言った瞬間はじまったのは「LOST HEAVEN」
もちろんライブで聴くのは初めて!いや〜レアでしょ!
そして、サブステ最後は「星空」
「今世界では悲惨な出来事が起こっています」とhydeが話し、平和を祈って歌われました。
5万人のスマホライトが灯る中、Kenちゃんのアコギが鳴り響きます。
3曲が終わるとメンバーは飛行船に乗り込み、再び空中へ。
観客全員を巻き込んだウェーヴのパフォーマンスで盛り上がり、いよいよライヴはクライマックスへ。
新曲「FOREVER」が終わると曲は「予感」へ
SMILE TOUR以来のレア曲に会場には歓喜の声が。
そして「Blurry Eyes」が始まり、曲の途中でてっちゃんのMCが入る
■tetsuya MC
tetsuya 「30周年、アニバーサリーやもんね、今日と明日。寂しいよね、30周年終わっちゃうの…」
tetsuya 「僕考えたんですけど、これまで結成30周年でやってきたんです…デビュー30周年は?94年…2年後にまた30周年ってちょっと思ったんですけど、どう?」
tetsuya 「良いと思う人、赤!お祝いしてくれる?お祝いしてくれるの?ホンマ?」
hyde 「次の時はね、声が聞けるといいですよね」
tetsuya 「ね!そうだね。目標出来たんで…あ!曲の途中でした(笑)聴きたい?聴きたいの?」
~Blurry eyes演奏再開~
「GOOD LUCK MY WAY」を歌い終えると、ライヴはついにラスト1曲を残してhydeのMCが始まる。
■hyde MC
「今日一番のクライマックスはウェーブがこう行って帰ってきたこと」
「涙出てきちゃった、さすが!かわいい~こいつらカワイイ~って思って。ほんと嬉しかったな~」
「色々乗り越えて、こんなに沢山の人が集まってきてくれて、感無量です」
「そして、我らがメンバーもね。よくぞこの1年、感染せずに、ライブとかリハとか移動とかもあるし、心配してたんですけど、見事に乗り切って、良く頑張りました!」
「ここまでの30年も様々な困難があって…山あり谷ありの歴史でしたけど」
「こうやって集まってくれる皆がいなかったら、とてもじゃないけど、ここまでやって来れませんでした。」
「この綺麗な景色もね、やめてたら見れなかった。本当にありがとう!」
「このツアーは世界的な感染症と被ってしまったけど、虹って言うのは雨がやむ時にできるんでしょ最後に虹を聴いてください」
――と言ってラストソングの「虹」、悲しみの向こうに見える美しい景色をそのままバンド名にした、L’Arc~en~Cielのテーマ曲とも言える大切な1曲。
この曲でライブは締めくくられました。
5月22日
行けなかった2日目ですがセトリはこんな感じ!
■ セトリ
開場:14:30 開演:17:00
- ミライ
- READY STEADY GO
- New World
- SEVENTH HEAVEN
- Lies and Truth
- 瞳の住人
- XXX
- fate
- finale
- MY HEART DRAWS A DREAM
- Driver’s High
- Pretty Girl
- STAY AWAY
- HONEY
- いばらの涙
- Shout at the Devil
- Singin’ in the Rain〈サブステージ〉
- LOST HEAVEN〈サブステージ〉
- 星空〈サブステージ〉
- Foever
- 予感
- Blurry Eyes
- GOOD LUCK MY WAY
- 虹
1日目と違ったのがこの2曲
- 「叙情詩」→「瞳の住人」
- 「Shell My Soul」→「Singin’ in the Rain」
いずれにしろ「神セトリ!」という声がSNSなどで多く上がっています。
MCでも言ってたように次はデビュー30周年ライブ!
あと2年くらいだけど、待ち遠しいですね♪
素敵な30周年をありがとう!
関連商品
30周年を記念して発売されたRemastered CDです。
Remasteredとは、最先端の技術でマスタリングし直したということ。
30th L’Anniversary「L’Album Complete Box -Remastered Edition-」
+ アルバム発売告知ポスター復刻版 ポストカード (全11枚セット)付き
少し高いけど、ファンなら記念に買っておきたいメモリアルグッズ!
限定品なのでお早めに!