みなさん、こんにちは。
裏コードと代理コードって同じなの?違いってなに?
今回はこんな疑問を解消します。
結論からお伝えすると、
1. 裏コード (Substitute Chord):
目的:裏コードは通常の和声進行から逸脱し、意図的に予測困難な効果を生み出します。これは和声進行の慣習を打破し、聴衆に驚きや緊張感をもたらします。
使用例:例えば、予測できない転調や異なる調性の和音が裏コードとして使われます。これにより、音楽に独創性と新しさが加わります。
2. 代理コード (Substitute Chord):
目的:代理コードは通常の和声進行を維持しながら、和音を代替するものです。これは通常、同じ機能や役割を果たしながら、新しい音楽的な要素を導入するのに使われます。
使用例:例えば、V代理コードは通常のV和音と同じ役割を果たしながら、新しい和音の選択を提供します。これにより、和声進行は変わらずに、音楽に深みや表現力が加わります。
簡潔に言えば、裏コードは予測できない驚きを生むものであり、代理コードは通常の進行を変えずに新しい和音を導入するものです。どちらも音楽において表現力を豊かにする重要な手法です。