オススメの弦は?
弦を替えよう!でも実際どの弦を買っていいかわからない・・・
なんてことはありませんか?
弦と言ってもいろんなメーカーがいろんな弦を出しているので、特に初心者なんかは最初悩んでしまうかもしれません。
そこで、弦を選ぶ上で必要な知識を書いておきます。
スケール(弦長)
弦を買うときはまず、自分の楽器ののスペックをよく知っておく必要があります。個体によってスケールが違うため、弦の長さが足りない…なんてことにならないようにしましょう。
スケールとは、ナットからブリッジサドルまでの距離のことをいいます。
その長さによって
・ショートスケール ・ミディアムスケール ・ロングスケール ・エクストラロングスケール
というように長さがさまざま。(基本的にミディアムスケール)
5弦ベース、多弦ベースになるとエクストラロングスケールが多い。
素材
弦の材質は以下のようなものがあり、音に特徴があらわれます。
∇ ニッケル(Nickel)
最もポピュラーで、太い音が特徴。迷ったらこれ!
∇ ステンレス(Stainless)
ブライト(明るい)な音が特徴。
ニッケルに比べ硬い素材で耐久性があり、サビに強い
∇ コーテッド(Coated)
弦を極めて薄い皮膜でコーティング
耐久性UP 値段もUP
ゲージ
次に弦のゲージです。
ゲージとは 弦の太さ のこと。
同じ種類の弦で
ゲージの値が大きくなると、テンション強
ゲージの値が小さくなると、テンション弱 & 演奏性がUP
一般的なゲージ
【ギター】
- .009 .011 .016 .024 .032 .042(ライト)
- .010 .013 .017 .026 .036 .046(レギュラー)
【ベース】
- .045 .065 .080 .100
- .045 .065 .080 .105
初心者にはこの辺がオススメです。
弦の形状
次は弦の形状にはどのようなものがあるかというと
∇ ラウンドワウンド
最もポピュラーな弦。芯線に断面が円の線を巻いている構造のため、表面が凸凹とした形状になっている。倍音成分を多く含んだ明るい音色が特徴。
∇ フラットワウンド
表面が平らになっている弦。ダブルベース(コントラバス)では一般的な弦で、フレットレスベースで多用される。倍音成分をあまり含まないダークな音が特徴。
∇ ハーフラウンド
ラウンドワウンドを研磨(またはプレス)して表面をフラットにした弦。
はじめは ”ラウンドワウンド” から使ってみましょう。
まとめ
弦といっても ”素材”、”ゲージ”、”形状” が様々です。
まずは一般的なものから使用し、特徴がなんとなくわかったら他の弦を張って、比較してみるのがいいと思います。
何しろ一番は『触れて自分の感覚で覚えること』です。
そして、自分に合った弦が、見つかるといいですね。
でわ、またっ。