インスタグラムでUGCがUGCを呼ぶ好循環を生むためには、「UGC投稿をしてくれる良質なフォロワーを増やす」ことが重要です。
この記事では、多くの人に見てもらえるアカウントを育てるためのテクニックを紹介します。
アカウント育成は
- 新規のリーチを増やす
- フォロワーとの親密度を上げる
1.投稿の新規リーチを増やす
新規リーチを増やすには、ハッシュタグ検索の上位や発見タブのおすすめ等、フォロワー以外のユーザーに見てもらえる場所に自分が表示されるように工夫する必要があります。
ハッシュタグ検索の上位や発見タブのおすすめに表示される投稿は様々な要素から決定されますが、基本的には「いいね」と「保存」、そして「コメント」など、ポジティブなリアクションが多いと表示されやすくなります。
どのような写真やコンテンツ、デザインにすればポジティブなリアクションが多くもらえるか、実際に投稿して改善してを繰り返してみてください。
こうした改善作業は地道なもので、運用を始めたばかりの時期はやりがいを見失ってしましがちです。
とはいえコツコツ続けることで少しずつ新規ユーザーへのリーチ数が増え、フォロワーが増え、投稿へのエンゲージメントが増えていきますので、諦めず続けることが大事です。
わかりやすい成果が出るまで半年から1年くらいかかります。
2.フォロワーとの親密度を上げる
投稿を続けて、フォロワーが増えてきたら、フォロワーとの関係を深めていきましょう。
インスタグラムではメッセージをやり取りする等、交流がある相手の投稿を上部に表示させるため、ここが重要になります。
投稿の表示順を決める3要素
インスタグラムで表示順を決めている3要素は次の3つです。
1.Interest(興味・関心)
アカウントや投稿内容の関心の高さを推測し、「関心が高い」とみなしたコンテンツを優先的に表示します。例えば普段音楽の投稿を多くみている場合、発見タブ上で音楽の投稿が上位表示されます。
2.Relationship(親密度)
フォロー・フォロワー間の親密度を計算し、より関係性が強いユーザーの投稿を上位表示します。「AさんはBさんよりCさんと交流が多いので、AさんのタイムラインにはCさんの投稿を優先表示しよう」という感じです。
3.Timeliness(新しさ)
新鮮なコンテンツが優先的に表示されます。他の要素もあるので完全な時系列ではありませんが、3日前の投稿より3分前の投稿の方が上位に表示されます。
フォロワーとの関係性が高い=フィード等タイムライン上部に表示、ストーリーズでは左(見やすい位置)に表示されます。
フォロワーとの親密度を上げて新規リーチを伸ばす
フォロワーとの親密度が上がると、フォロワーに対するリーチ率が上がり、それに伴って「いいね」や「保存」といったポジティブなリアクションも増加します。
その結果、ハッシュタグ検索の上位や発見タブのおすすめに表示されやすくなり、新規ユーザーに対するリーチも増えるでしょう。
すると新たなユーザーからフォローされフォロワーが増えると投稿へのリアクションも増えるので、さらに新規ユーザーへリーチするチャンスが増えるという「好循環」が生まれます。
フォロワーとのコミュニケーションが大事
運用初期の少ないフォロワーの頃より、フォロワーが増えてきたころのフォロワーとの関係性は大きな差となり現れます。
1万人のフォロワーのうち10%の1000人にしか届かなかった状態から、親密度が高くなることで50%の5000人に届くようになるのです。
- ①フィード・リール
→新規ユーザーを取りこみ、アカウントを成長させる - ②ストーリーズ・ライブ
→既存のフォロワーとのコミュニケーション
初期の段階は①を、ある程度(1000人程度)フォロワーができたら②も視野に入れていこう。
最適な投稿頻度
アカウントを運用する上で自分の投稿頻度は多すぎるのか、少なすぎるのか、最適なのかわからないという人もいるかと思います。
そんな方に僕が実際に成果を出した、おすすめ投稿頻度を紹介します。
できれば1日1回、最低でも週3回は更新
結論から言うと「毎日更新しましょう」です。
理由は、
- 投稿した分だけ見てもらえるチャンスが増える
- 今も動いているアカウントだとわかる
この2つです。
先ほどお伝えしたように、インスタグラムでは新しい投稿が集線的に上位表示されます。更新頻度を上げることで多くのユーザーにリーチしやすくなるのは皆さんもうお分かりかと思います。
とはいえ、そこまで手が回らないというケースもあるかと思います。
定期的、継続的に投稿することが重要になりますので、週3〜4回へ減らしてでも定期的に投稿するようにしましょう。
その際のダメな例として、「3日連続更新して4日投稿なし」
この投稿の仕方はやめてください。
投稿のない期間をできるだけ作らないように心がけましょう。
投稿頻度が多ければいいの?
逆に、投稿頻度が多い分には問題ありませんが、1日3投稿程度にしましょう。
3投稿くらいであればフォロワーに嫌がられることなく、全体のリーチも伸ばせるでしょう。
ここで気をつけたいのが、「投稿のクオリティが低くないか」という点です。
投稿頻度が多くても中身が薄っぺらい投稿では本末転倒ですので、質と量のバランスを調整して投稿することが重要になります。
▼ Memo
同ジャンル、類似商品を扱っているアカウントや、自分が好きなアカウントがあればどのような運用をしているか観察してみましょう。投稿頻度や投稿内容、使っているハッシュタグ等、参考になる要素が見つかるはずです。
ツールを使って忘れずに更新
会社員の方の中には、平日時間が取れないという方もいるのではないでしょうか。
そんな方は「クリエイタースタジオ」で1週間分の投稿をセットしておくと良いでしょう!
これにより、忘れずに投稿できますし、休日に投稿を作成してストックしておくだけで、継続的な発信ができます。
ぜひ活用してみてください。
効果的な投稿する時間帯
同じ投稿でもインスタグラムを見ているユーザーが多い時間帯に投稿することで、リーチが伸びて、露出が増える(ハッシュタグトップや発見タブのおすすめに表示される)傾向があります。
迷ったら21時に投稿しよう
Instagramを見ている人が多い時間帯を狙う
これが投稿の大原則になります。
一般的に多くのユーザーは21時にインスタグラムを見ています。
学校や会社から帰宅し、夕飯を済ませ、ゆっくりテレビを見ながらインスタでも、、、
この時間帯を狙いましょう!
商品が欲しくなるタイミング
- 飲食店→ランチタイム、ディナー
- コスメ用品→朝晩のお手入れ時
- 育児子育て→午前中
このように人の購買行動を考えると、自分の商品はいつ発信すると良いのかがわかってきます。
実際僕も、音楽に発信なので、学生がメインターゲットになります。そこで通勤時間帯の17時、帰宅後の21時。この2つの時間帯でリーチしてきました。
自分のターゲット層は何時にインスタグラムを開くか、ここをリサーチして発信していきましょう。
フォロワー100人いればインサイトを確認
ビジネスアカウントでフォロワーが100人以上になると、プロフィールに[インサイト]→[オーディエンス]からフォロワーの内訳が見れます。
曜日ごと3時間おきのアクティブユーザー数を確認できます。
実際のデータから分析してアクティブなフォロワーが多い時間帯を狙って投稿していきましょう。
投稿内容によって日時を調整
最も人が集まる21時と言うのは定石ですが、別のタイミングの方が効果的なこともあります。
例えば、朝食レシピを発信するのであれば、前日の夜や早朝など、朝食を作る前がいいことがわかると思います。
手の込んだ料理であれば土日に投稿する等、ユーザーの生活を意識して投稿するタイミングを決めましょう。
過去のデータから分析
投稿が蓄積されていくと過去の投稿データも参考になります。
さまざまな時間帯や曜日に投稿した実績があれば「金曜日の22時が特に反応がいい」等、投稿の適したタイミングがわかります。
データ分析は「クリエイタースタジオ」というツールがおすすめ。
このツールのメリットは
- データ分析
- 予約投稿
- PCから簡単に投稿
あなたのフォロワーの反応を分析することで、より効果的な投稿や施策をし、エンゲージメントを上げることができることでしょう。。