まず、何かを始める時に理由を探したがるんです。
- 世の中をもっと良くしたい
- 困っている人を助けたい
- 人の役に立ちたい
新卒でドラッグストアに就職した当時の僕もこの考えでした。
- 地域貢献がしたい
- 人の役に立つ仕事
- 薬の資格も取れるし
しかし、この思考はまずは捨ててください。
“人の役に立ちたい”という前にまずはキャッシュを作り出せ!これがこの記事の結論です。
まずは社会を捨ててお金をどう産み出すかという思考を持つ事があなたを成功に近づけますので、その話をしていきます。
3種類の人間
世の中は3つの人間に分かれます。
- TIM
- RIM
- KIM
①Time is Money
1つ目はTIMと呼ばれる人間です。これは「Time is Money」時間をお金に変える人のこと。つまりサラリーマンですね。一般的な皆さんはここです。
②Result is Money
RIMとは「Result is Money」は結果をお金に変える人のこと。成果報酬型のフリーランスなどかここに当てはまります。
③Knowledge is Money
KIMは「Knowledge is Money」で知識をお金に変える人のこと。
お金と時間の考え方
たとえば、あなたが自販機でジュースを買う時にお財布から1円がポロッと落ちてしまったとしましょう。この時拾いますか?99%の人は拾いますよね。この時点で経営者としては失格です。
お金もったいないと思うじゃないですか。でもお金を稼ぐために僕らは時間を使っているんでよね。てことは1円を拾うためには3秒くらいかかるじゃないですか。でいう話になってくるんです。
- 月収:30万円
- 勤務:月20日
- 日給:1.5万円
- 時間:9時間
- 時給:1666円
- 分給:27円
- 秒給:0.5円
みなさんは、ここまで計算したことありますか?
僕は営業をやっていたとき、インセンティブという制度があったんですけど、今月はどれだけ稼げたか秒給で数えてました。秒給で数えると行動が変わります。1円を落とした時1円を拾わなくなります。なぜなら、”もったいないから”
このマインドを持ってないとお金を大事にするより時間をお金に換算して大事にしないといけない。
- Retern of investment→×
- Time of investment→○
この1秒間の価値を把握した後、昨日より0.1円でも上げていくという意識改革、筋トレと同じです。昨日は腕立て30回やったら今日は31回やる。こういうもので年収を上げていかないと、昨日と同じことをやっていたら、昨日と同じでしかないわけで、何かしら変えていかなければいけないのです。
さまざまな収入
Time is Moneyというのはいわゆる月給で働いている人たち、サラリーマンのことですね。
月給で働いている人というのは、実際に約束された時間より多く働いていません?見込み残業…。僕もドラッグストアで店長をしていた時は、毎月30時間の残業は当たり前でした。
そうなると実際にサラリーマンである限り、時間の方が約束されたお金よりもったいないんですよ。
次に時給という考え方です。アルバイトとかですね。よく聞くのが社員よりアルバイトの方が全然時給が高いとか…これまさにその通りで時間で働いているからなんです。
時給という考え方は弁護士だったりコンサルタントだったり、結構理にかなっている働き方なんですね。自分の時間に自分で価値をつけているという働き方です。
次に報酬という働き方があります。ここからTIM→RIMになります。たとえば営業マンが営業をしてインセンティブが入る、「基本給+インセンティブ」このような働き方はどんどんどんどんRIMの方へ乗って行ってるという事ですね。
これは副業も同じです。僕もドラッグストア時代副業をして上司に叩かれましたが、サラリーマンは副業をしますよね。次にフリーランス、次に経営者。経営者は何で稼ぎますかというと、仕組みで稼ぎます。
仕組みをどんだけマニュアル化するかで動いてくれるというものです。
最終的に投資家は何で稼ぐかと言うとお金でお金を稼ぐんですよね。そうなるともう知識でしかないということです。
こういうふうに世の中のお金の稼ぎ方は大きく分けて3つになるんですね。
人を幸せに出来る人
よく、この状態(月給、時給、報酬)の人が「人々をもっと幸せにしたい」と言うんですけど、現実的に出来ないんです。
時間どこにありますか。たとえばフリーランスの人はもうあなたRIMだけど、音楽の先生だとレッスンをしないと生きられないじゃないですか。サラリーマンも月に約束されてる金額より少ない金額の労働時間で働いてる、これでどうやって人を幸せにできますか?できませんよね。
こういう状態で本当に皆さんがまずやらなきゃいけないのは、明日の自分の時間を作ること。みんなお金を作る考えなんだけど、皆、時間をお金のために使っているわけでしょ。=お金が出来れば時間使わなくていい
お金を作ることをまず大前提に考えないといけないんです。
他人のために使える時間がある状態で、この時初めて他の人に、時間なりお金を使えて、人を幸せに出来るということです。
この状態になっていないのに、人々を幸せにしたい、人のために何かしたいという思考は邪魔なビジョンでしかないのです。
ここを1番最初に考えましょう!
人の時間を奪う人間
そして、世の中には平気で人の時間を奪ってくる人というのもいます。
そういう人と出会った時は自分から関わらないようにすることもとても大事です。
- 暇電をかけてくる人
- 考えないですぐ質問してくる人
- ドタキャンする人
こんな人周りにいませんか?思い浮かぶ人がいたら関わらない方が賢明です。そして、自分がしているのであればすぐに改善してください。
自分から身を引く
僕もドラッグストア時代に繋がりのある人から未だに連絡が来たりします。もちろん人の繋がりという観点では大事なのかもしれませんが、今ではムダだと思った飲み会の誘いなどは全部断るようにしています。
“時間のムダ”だからですね。
そして言い方は悪いかもしれませんが、ドラッグストアで働いているような人と付き合ったところで何もプラスは生まれません。パートのおばさん、アルバイトの学生さん、明らかに自分を高められる環境じゃないのは誰でもわかります。
そして、誰でも出来るレジ打ち、品出し、掃除などドラッグストアではロボットでも出来る仕事がほとんど。それを毎日やっている人とご飯行ったところで、久しぶりに会ったところで、仕事の近況報告、従業員の愚痴話になるのはわかっているからムダなんですよね。
- 〇〇店長が異動になったよ
- 新しく〇〇店がオープンするよ
- 〇〇さんが最近さ〜
どーでもよくないですか?そんな話を集まって2時間も3時間もするんだったら、筋トレするかランニングでもしていた方がまだマシです。健康への投資になりますからね。
違う環境へ身を置く
この感覚は僕が付き合う人を変えてからだんだんわかるようになってきました。新卒で働き始めた頃というのは
- 今週末どこへ行こうか
- 来月の給料が入ったら何買うか
- 次はいつ飲みにいく
こんな人間でした。金曜日の終電を見渡しても顔を真っ赤に酔っ払って寝てる人たくさんいますよね。まさにあれと同じレベル。恥ずかしくなりましたよ。
そして仕事を辞めて身を置く環境を変えたのです。すると付き合う人間の質っていうのも変わるんです。経営者だったり、フリーランスだったり、海外で働いてる人も中にはいました。その人たちに共通するのがみんな
“時間を大切にしている”
ということ。残念なことに、ドラッグストアでは僕の知っている限りいませんでしたね。あと何時間したら帰れるのか、いかに仕事中サボるか、時間をムダにしている人がほとんどでした。サラリーマンは決まった時間職場にいれば月給は貰えますから、この思考になっても仕方ないのかもしれません。
でもこれだとダメだということ。TIMから一生抜けられませんね。なので、時間をお金に換えるTIMから抜け出したい人は付き合う人を変える、環境を変えてみると人生は変わるかもしれません。